お客様から「お風呂の天井のカビ取りをお願いしたい」と
ご依頼がありましたので、改めて検討しました。

カビ取りで重要なのは、どんな薬品を使うかということでしょうか。

有効な順に並べると次のとおりです。

1 カビ取り剤
2 アルコール
3 その他掃除用洗剤

1 カビ取り剤
次亜塩素酸塩(ナトリウム)が含まれた薬品です。
台所用の漂白剤も同じなので流用できます。

漂白剤の使い方と同じように、なるべく長時間カビに触れるようにするのがキレイにとる唯一のコツです。
ということは、かけてゴシゴシやってもダメという事ですね。
ただ、天井はかけておくと垂れてくるので難しいです。

メリット
 とにかく効果があります。
 殺菌作用と漂白作用がありますので、これに勝る物はありません。

デメリット
 とにかく危険です。
 酸性の薬品と混ぜるともちろん危険ですが、混ぜなくても塩素ガスとして蒸発しますので、
吸い込むと体に良くありません。
 直接皮膚に付くと危険ですので、メガネ、マスク、手袋は必要ですし、付いたら直ぐに洗わないと行けませんし、掃除が終わったら顔は洗っておかないと心配です。
 換気を続けていないと危険ですし、
残留しても危険なので十分に洗い流す必要があるなど、取り扱いには非常に気を使います。



2 アルコール
 いわゆる医療で使う消毒用アルコールです。
 アルコール度数が70〜80%が適していて、99%の無水アルコールはダメだそうです。

メリット
 殺菌作用でカビ菌を確実に殺す事が出来ます。
 比較的安全です。飲めますから。
 かけて放置が出来ますので、全体的に殺菌出来てカビの発生抑制効果が期待出来ます。

デメリット
 殺菌に時間がかかります。
 30分は必要なので、天井の掃除には向かないかもしれません。
 他の洗剤と比較して高価です。

3 その他掃除用洗剤
 表面がツルツルしているところはカビが内部に入り込んでいないので、
水拭きで十分に落ちます。
 ただし、ホコリやその他の汚れがあるとなすりつけることになりますので、
一般的な掃除用の洗剤を使っておけば無難です。

 メリット
 手軽に掃除が出来ます。

デメリット
 根の張ったカビには通用しません。


 
作業方法の一案



1 まずは、掃除用の洗剤で拭いてみる
 これで落ちるようであれば、そのまま落としてしまう。

2 掃除する箇所を乾燥させる
 薬品(カビ用洗剤または消毒用アルコール)が染み込むようにします。

3  薬品をカビにつける
 クイックル ワイパー等に掃除用の薬品がついていないペーパーを付けて、
薬品(カビ用洗剤または消毒用アルコール)を染み込ませて、カビの上を押さえます。
押さえる時間は説明書きの時間でやってみて、落ち具合をみて調整します。
 全体をやって、カビが残っているところを再度薬品をつけます。

4 水洗い
 カビ用洗剤の場合は薬品が残存するとあとで吸い込んでしまいますので、
十分に水洗いをします。アルコールであれば不要です。

5 メンテナンス
  時々、天井の拭き取りをアドバイスします。カビの発生に必要な水分やホコリ、はねたシャンプーなどが残らないようにするためです。仕事の依頼は減りますが・・・